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Schrade SCH303 [ナイフ]

鉄の塊みたいなナイフ二本目、シュレードのSCH303だ。
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こいつは見ての通りフィンガーフリップタイプではないが・・・

サムスタッド・ピボット間距離もハンドル・サムスタッド間隙も大きい。
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前回のSCH306Tと比べてみると良くわかる。

しかもクリックストップ弱めで、指の力の弱い俺でもサムスタッド押し上げ楽々。
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クリップは右サイド前方取り付けのため、オープンクローズ時のホールドにはあまり役に立たないが・・・
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やや大き目のためにクリップ末端に中指が引っ掛かり、さらにロックバーのバネ部窪みに薬指が嵌るので右手でのホールドはまずまず快適。
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一方、左手でのサムスタッド押し上げオープンは非常にやりにくい。俺には無理。
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人差し指でのサムスタッド引き上げは楽だが、あえて左利きの人が実用目的で買うべきナイフではないだろう。
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ハンドルにはクセが無く、グリップ感触は非常に良好。
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クリップ末端は右手のひらや左手薬指に当たるのだが、出っ張りが低く、末端が寝ているため、ほとんど不快感は無い。
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ロックバーのテンションはソフトで、右手でのクローズは非常に快適。
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一方、左手でのロック解除はあまり快適とは言えないので、やはり左利きの人向きとは言えない。
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SCH306T同様、初期刃付け良好。
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砥ぎの完成度 95%というところか。
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組み立て精度は完璧で、グラインド精度は先端5mmくらいが僅かに左寄り。
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ハンドルは全く肉抜き無しでかなり重いがブレードも重いため、ウェイトバランスはやや後ろ寄りという程度。
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重量 265g 、全長 215mm 、ブレード厚 4.4mm 、
ハンドル鋼板厚 3.8mm 、ハンドル厚 13.1mm 、クリップ含む 19.1mm
ロックバーばね部 1.1mm

こいつもまた出来が良過ぎてもったいなくて使えない。
特に顔がアルファドラドに似てるので萌え度大きい。


では、次回はこれを。
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3月17日(日)の夜のアップを予定している。

今日も御来訪ありがとう。それじゃあまた次回も御来訪よろしく。

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えーっと、ここから先、ゴーゴーカレーのファンの方は不愉快に思う可能性があるので、スルーよろしく。



スーパーで見つけて試しに一箱(2レトルトパック入り)だけ買ってみたんだが。
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「"濃厚"なカレールーですので、ルーとゴハンの割合は『1:2』がおすすめです。」と、書いてある。
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いや、俺は濃厚であっても、ルーとゴハンの割合は『1:1』が好きなんだが。
例えば「S&Bフォンドボーディナーカレー」だ。
グリコのLee 20倍と並んで俺の一番のお気に入りだ。
どっちも濃厚だろ?特にS&Bフォンドボーディナーカレー。
レトルト200gに白飯200gでちょうどいい。
Leeならレトルト180gに白飯180g。

そう思って、次の分量でやってみた。

白飯 310g(残った90gも後から足した)(サトウのパックライス使用)
ゴーゴーカレー 310g (レトルト155g×2パック)
スーパーで売ってるとんかつ一枚、とりあえずソースは無し

しょっぱい!

物凄くしょっぱい!

ああ、そういうことか。

「ルーとゴハンの割合は『1:2』がおすすめです」の理由がわかったよ。

「濃厚」だからじゃない。しょっぱいからだ。

あと、粘度がかなり高いが、これは「濃厚」というよりは小麦粉の量が多いからだ。
食べてみればわかる。この粘性は小麦粉のそれだ。
濃厚さだけの勝負ならS&Bフォンドボーディナーカレーも負けてない。

買った責任があるから、大量の煎茶飲みつつ完食したが、もう二度と食いたくない。
ああ、そうか、ルーと飯の量を『1:2』にすればいいんだっけか?
でも、それでもまだしょっぱいような気がするぞ。
はっきり言って塩の量を1/3にして欲しい。
それだとルー沢山かけないといけないから店舗の収益低下するってか?

「刻みキャベツ忘れてますが」というコメントが来るかもしれないので説明しておくが、アブラナ科植物(大根、蕪、キャベツ、白菜、わさび、カラシ、クレソン、カリフラワー、ブロッコリー)にはアリルイソチオシアネートという辛味苦味成分が入っているため、俺は原則食えない。
生キャベツ食ったときに辛味や苦味を感じることがあるだろ?あれだ。もちろん大根ほどの量は入ってないが。
(炒めキャベツと茹でたカリフラワー&ブロッコリーは可)
(煮た・茹でたキャベツと白菜は軟らかくて好きじゃない)

変な色気出さずに黙ってS&BフォンドボーディナーカレーかグリコLee20倍買っとけば良かった。
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まいくろおた

こんばんわ
相変わらず、ブレずに重量級ナイフ愛好家を続けてらっしゃるようで
ここ数年に最強の鋼材と呼ばれるCPM-MAGNACUTが開発されました
starwolf様もこの鋼材のナイフには興味おありでしょうか?
とにかく錆びにくい、硬い、摩耗しにくく驚異的な切れ味が長続きと欠点がほぼないとのことです


by まいくろおた (2024-03-13 00:23) 

starwolf

どうも、まいくろおたさん、まいどです。
まいくろおたさんに言われてネット検索して初めて気付きました。

正直なところ、ぼくはあまり鋼材の知識は無く、あまりこだわりも無いです。
せいぜいS30V萌え、4034 Stainless Steel が嫌いという程度です。
(なぜS30V萌えかと言いますと、M.O.D.CaracaraとBlachhawk!Garraがそれだったからです。)
(4034 Stainless Steel は、いつぞやSchradeに登場した鋼材で、軟らか過ぎて使い物にならないからです。)
JP SikaHunter さんがボロクソにけなしている8Cr13MoVでさえ、ぼくは特に嫌いではありません。

MagnaCutで検索しましたら、誕生の逸話があり、面白かったので貼っておきます。
まいくろおたさんは御存知でしょうが、他の御来訪者様のために。
ナイフ製造における当たり前を覆したナイフ界の革命児「MagnaCut」を冶金学者が作るまで - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20220109-cpm-magnacut/

シェフィールドさんサイトでは、HOGUEのDEKAがMagnaCut使ってますね。
写真見る限りでは樹脂無垢ハンドルのようですので、これをぼくが買うことは無いでしょう。

ああ、ただですね、スパイダルコの中の誰かがトチ狂ってMagnaCutブレード搭載したハリアー2orメドウラーク2ステンハンドル直刃出してきたら即買いすると思います。
ボブ・ラム チャイニーズ タフラム ZDP-189 を買ったときみたいに。(笑)
by starwolf (2024-03-14 16:44) 

まいくろおた

あー、萎えますよね、樹脂やG10無垢ハンドルは
大昔のデリカがそんな感じだったんですが、愛着わかず売却しました
最近のデリカはステンライナー入っててよりバランスよくなって使いやすくなったので改良されていますね

僕はstarwolf様と同じくメタルハンドル(フルチタン)が好きです
あとG10やカーボンでステンライナーのモデルも好きです
最近だとスパイダルコのストレッチ2XLのCru-Wearモデルが完全に好みなんですが、円安すぎて高いっすね…

by まいくろおた (2024-03-14 23:25) 

starwolf

どうも、まいくろおたさん、初期の頃のデリカやエンデューラが樹脂無垢だったという話は知ってます。
そのままだったらデリカ4ピンクとエンデューラ4ピンクは買ってなかったと思います。

> ストレッチ2XLのCru-Wearモデル
シェフィールドさんサイトで見てきました。これですね。
http://www.sheffield.rgr.jp/spyderco/C258GPGYCW_strech2_xl.html
ということは、これ、ステンライナー入ってるんですね。
byrdもG10モデルはステンライナー入りで、FRNモデルはライナー無しにしてますね。
エンデューラサイズですが、バードナイフ同様にブレード・ハンドル境界を掴めますので
byrd Caracara的な使い心地良さがありそうですが、おっしゃる通り値段がちょっと辛いですね。

為替レートはぼくらにはどうしようもないですよねえ。
つくづく一番いい時期にバカスカ購入していたものだと思います。
by starwolf (2024-03-15 23:19) 

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