SSブログ

Quarter Master QTR-5 Theodore Calvin (過去記事リバイバル) [ナイフ]

ヤフブロ時代に御来訪者様の一人、Z@CCSさんからセオドアカランビットとFOXカランビットG10とどちらがお勧めかという御質問を頂いたのだが・・・
01.jpg
02.jpg
結局、セオドアカランビットが300本終了、一方FOXカランビットは次々にバリエーションが出て来て物凄いことになってるな。

俺のはシリアルナンバー 112 。
03.png
こいつは1~4番とは文字の入れ方が違うな。

箱も違う。
04.jpg
不必要に細長い箱。アルミ箔押しではなく、水色のテープ。

シリアルナンバーカードはラミネートされてない。
05.png
やはり下請けが数社あるんじゃないだろうか?

大きさがはっきり違うな。
06.jpg

俺の手ではセオドアがジャストフィット。
07.jpg
グリップ感触はかなりいい。

一方、FOXカランビットはでかい。
08.jpg
実はこれ、スーパーカランビットとほとんど同じサイズ。

そしてそれらはフィンガーグルーブ間隔がボーカープラスの 01KAL シリーズと同じ。
09.jpg
手の大きい人ならこっちのほうがジャストフィットだろう。

なので、見た目の好みということの他に、スーパーカランビットサイズが良ければFOXカランビットを・・・
10.jpg

コンバットカランビットサイズが良ければセオドアをという選択肢もアリだろう。
11.jpg
ちなみに、これらの中でローリングが一番やりやすいのはFOXカランビットだ。
これで初めて気付いたんだが、リング部分は細いほうがローリングやりやすいな。

セオドアは Wave Feature 機構もフリッパーも無いが・・・
12.jpg

ポケットから引き出した直後、薬指が自然にサムホールのところに来ることに注目。
13.jpg

薬指で軽く押してやるだけで簡単にクリックストップが外れるので・・・
14.jpg

それとほぼ同時に軽く振り出してやるとオープン完了。
15.jpg
Wave Feature もフリッパーも無くても全く不満を感じさせない。

また、クリックストップ弱め、ブレード重めなため、慣性振り出しも簡単。
16.jpg

Aの部分は 4.1mm もの厚さがあるが、Bの部分は 1.2mm しかないため・・・
17.jpg

ロック解除は全然きつくない。
18.jpg
左手でも、あるいは指の力が弱くても快適だ。

一方、FOXカランビットはエマーソン特許の Wave Feature 機構搭載。
19.jpg
これがためにピボットの回転にある程度の摩擦抵抗をつけている。
20.jpg
そのため腕の振り無しではフリッパーによるオープン不可。
しかし、摩擦抵抗はガーバーの EVO シリーズと同じくらいなので問題は無い。

ちょっと強く振る必要があるが、慣性振り出しも可能だ。
21.jpg

ロック解除は固くない。セオドアと同じくらいだ。
22.jpg

初期刃付けは共に鋭く、砥ぎの完成度 100% 。
23.jpg
24.jpg

精度は共に完璧ど真ん中ではないが、まずまず良好。
25.jpg

セオドアはハンドル内全く肉抜き無し。リング部分のスペーサーパーツはG10。
26.jpg
27.jpg

FOXカランビットはステンライナーが少しだけ肉抜きしてある。
28.jpg

リング兼バックスペーサーパーツのこの黒い部分は金属だが、種類はわからない。
29.jpg
磁石のつかないタイプのステンレススチールかもしれない。

ウエイトバランスはこれくらい。共にやや後寄り。
30.jpg

セオドア
全長 147mm 、重量 165g 、ブレード厚 5.1mm 、ライナー厚 4.1 & 1.2mm 、
ハンドル厚 14.8mm 、クリップ含む 19.8mm

FOX G10
全長 194mm 、重量 118g 、ブレード厚 3.1mm 、ライナー厚 1.3mm 、
ハンドル厚 12.7mm 、クリップ含む 16.9mm

FOX アルミ
全長 194mm 、重量 128g 、ブレード厚 3.0mm 、ライナー厚 1.3mm 、
ハンドル厚 12.3mm 、クリップ含む 16.7mm

いずれも文句のつけようの無い秀逸なものだ。カランビットの好きな人全てにお勧めしたい。

特にこれらは両面グラインドなので、チゼルグラインドの嫌いな人でもオーケーだろう。


では、次回は6番手Orvilleを。

5月12日(日)の夜のアップを予定している。

今日も御来訪ありがとう。それじゃあまた次回も御来訪よろしく。

────────

御存知の方も多いかもしれないが、ぜひとも使ってみて欲しい便利グッズ、指先トング。
31.png
無ければ無くても間に合うが、あるととても快適、という感じのものだ。

スナック菓子を食うとき。
32.jpg
こいつを手にする前は割り箸を使ってたが。

熱湯の中でラーメンスープをふりふりしたいとき。
33.jpg
これも割り箸でもいいんだがな。

肉をハサミで切りたいとき。
34.jpg
こいつは先日実際あったことで、肉を切るのを忘れてフライパンに放り込んでしまった。
冷たいうちなら食品に使用可能な使い捨て手袋でもいいんだが、熱くなってしまってからは指先トングの一手。
俺は左手では上手く箸が使えない。

軟らかくて崩れやすいクリームコロッケに。
35.jpg
こいつのおかげでクリームコロッケ扱うのが本当に楽になった。
上下逆に持つのがミソ。

焼き魚ひっくり返すときに。
36.jpg
これも本当に楽になった。

メーカー推奨の置き方はこうだが、クリームコロッケ掴んだ後は背側も油ついてるので・・・
37.jpg

俺的にはこれをお勧めしたい。
38.jpg
コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。