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Schrade SCH306T [ナイフ]

かつてシュレードから鉄の塊みたいなナイフが4モデル発売され、シェフィールドさんに一通り取り寄せ依頼した。

これはそのうちのひとつ。

Schrade SCH306T だ。
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分厚いハンドル鋼材に分厚いブレード。
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重量級フルメタル好きにはこたえられない。

しかしながら、ロックバーのバネとなるこの部分は結構薄く削られている(1.1mm)ため、テンションは低め。
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しかも、一昔前のモデルであるからしてボールベアリングなど入っておらず、キックを軽く押しただけではここまでしか出てこない。
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しかしブレード質量が大きいので、軽く手首を返せばスパーンとオープンする。
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ロックもソフトで、指の力の弱い俺でも楽々。
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一方、サムスタッド・ピボット間がこの図体のナイフにしては短く21mm(アルファドラドは22mm)、また、サムスタッド・ハンドル間隙も狭めの僅か3mm(アルファドラドは6mm)であるため・・・
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サムスタッド押し上げが非常にやりにくい。
少なくとも俺は親指単独でのオープン不可。
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親指・人差し指連携ならなんとか。
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実はこれが原因で、取り寄せ4本のうち1本を早い段階で売却している。
SCH306Tはフィンガーフリップタイプなので問題無かったが、売却したモデルは「サムスタッド押し上げがやりにくく」なおかつ「フィンガーフリップタイプでなかった」ため、オープンのたびに指が痛くてどうしようも無かった。指の力の強い人なら問題無いのかもしれないが。

クリップは右サイド前方取り付け固定のため、右手でのクリップホールドの役には立たず、ホールドはもっぱらこの窪みに薬指を嵌めることによる。
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一方、左手は親指でガッチリクリップホールド出来、フィンガーフリップタイプゆえ、オープンには人差し指しか使わない。
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ロックバーのテンションは弱めのため、左右どちらの手でもクローズ快適。
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クリップは全体的にフラットなため、右手のひらに当たる不快感は無い。
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左手の場合、クリップ窪みに中指がいい感じで嵌ってさらに快適。
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右手用しかないモデルだが、左手のほうが何もかも快適だ。(笑)

こんなゴツいナイフだから、斧みたいな鈍角エッジの荒仕事ガンガン系でも俺は怒らないが・・・
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これまたなんとも素晴らしい初期刃付け。砥ぎの完成度ほぼ100%。
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タントー立ち上がり部分はやや鈍角気味に仕上げて強度を確保しているが、それでもこの切れ味。
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グラインド精度も組み立て精度も素晴らしい。少なくとも俺には完璧に見える。
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肉抜き無しの厚手の重いハンドルだが、ブレードも厚くて重いため、ウェイトバランスはやや後ろ寄りという程度。
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重量 226g 、全長 210mm 、ブレード厚 4.1mm 、
ハンドル鋼板厚 3.8mm 、ハンドル厚 13.0mm 、クリップ含む 18.8mm
ロックバーばね部 1.1mm

何から何まで文句無しの素晴らしいナイフだ。こうなるともったいなくて使えない。

それでも販売期間は短かったので、やはり重いナイフはあまり売れないのだろうな。

さて、次回は鉄の塊みたいなナイフ第二弾。
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3月10日(日)の夜のアップを予定している。

今日も御来訪ありがとう。それじゃあまた次回も御来訪よろしく。

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これ、混ぜたらどうなんだろうな?
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どっちも牛乳かけて食べるし、なんか合いそうな気がするが。

俺は甘目が好きなのでグリーンレーズン追加。
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こいつに出会う前はフロストシュガー足してたが。

わっしゃわっしゃと混ぜる。
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おお!旨い旨い!
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もし難点を挙げるとすれば、調和し過ぎてグラノーラなのかコーンフレークなのか良く分からない感じになることか。
でも、俺は好きだな。今度からこれで行こう。
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