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CRKT M21-G (過去記事リバイバル) [ナイフ]

もちろん中国製品嫌いの人にお勧めするものではない。

しかし、コストパーフォーマンスとハンドルの滑りにくさゆえの使い心地は
アルミ&チタンハンドルモデルよりこちらのほうが上と感じるし、Veff セレも魅力。

CRKT M21、G10ハンドルモデルだ。
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コレクションアイテムとしては確かにアルミハンドルモデルのほうが楽しいが、
実用品としてはG10ハンドルのほうが上と認めざるを得ない。

アクションのスムーズさと製品間のバラツキは、さすがに台湾製には負ける。
水平状態で腕を振らずにキックを押したときの様子。
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4本中2本が腕の振り無しではオープン完了しない。

しかし、知っての通りガーバーの EVO も腕の振り無しではオープン完了しないから、
EVO で問題の無い人は M21-G でも問題無いだろう。
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クリップの位置替えはどうだろう?
大型モデルは4ポジションクリップだが・・・
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小型モデルは左サイドには取り付けられない。
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つまり一応右利き専用ということになるのだが・・・

ハンドルの穴に中指と薬指がうまく引っ掛かるのでオープン時のホールドばっちり。
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クローズはどうかと言うと、中指でセーフティ解除・親指でロック解除・人差し指でブレード倒す
というこのクローズスタイルはクリップホールドを全く必要としないので、これまた問題無し。
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一部、左利き用モデルも発売されてはいるが、右利き用を左手で使ってもほとんど問題が無い。

大型モデルは若干もてあまし気味にはなるものの、指の力の弱い俺でも出来るのだから、
男でこれが困難という人はまず居ないはずだ。
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でっかいナイフを振り回したい気持ちは山々だが、実際使い心地がいいのは小型モデル。
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工作や日常使用に非常に使い易い。

大型モデルは実用的には当然大きめのナイフのニーズがあればということになる。
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4種類各1本ずつあるので精度を比較してみよう。
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どれもほとんどど真ん中じゃないか。いい意味で思わず笑ってしまう。どこまで行くんだ中国製。

ウエイトバランスはこれくらい。ハンドルの肉抜きが多目なのであまり後寄りにはならない。
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大型モデル:重量 平均174g 、ブレード厚 3.5mm 、ハンドル厚 13.9mm 、クリップ含む 18.3mm 。
小型モデル:重量 平均105g 、ブレード厚 3.1mm 、ハンドル厚 13.2mm 、クリップ含む 17.9mm 。

こいつもスペシャルフォース同様、台湾製モデルよりステンライナーが厚く、
ロッキングライナーのテンションがやや強めだ。
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だが、指の力の弱い俺でも問題無いのであまり気にする必要は無いと思う。

初期刃付け抜群。切っ先まで鋭角で、ジェントルマンフォルダ的な仕上がりだ。
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スペシャルフォースの13型のように硬いものを突くことは想定していないと思われる。

Veff セレーションの切れ味は言わずもがな。
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ボール紙がバターを切るかのように「ずるっ」と切れる。
Veff セレで二回ばかり(小さな)ケガをしている俺は、一瞬背筋がぞくっとした。

直刃部の峰は、特にセレ部の峰に合わせることはせず、左右対称のV字型。
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俺はチゼルグラインドがあまり好きではないので、このほうが好感が持てる。
それにしても Veff セレって、見れば見るほど魅力的だな。

予想以上にいい出来だ。
実用目的で、見た目が好きで、なおかつ中国製品嫌いでなければお勧めしたい。


さて、次回はこれを。
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12月25日(日)の夜のアップを予定している。

今日も御来訪ありがとう。それじゃあまた次回も御来訪よろしく。

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セブンにこんなの売ってたので買ってみた。税抜き498円、3本入り。
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「なんとも言えない不思議食感」と書いてあるが、不思議ではなかった。
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原材料名見てもらえればわかると思うが、はちみつ入り水あめ。
食感はまさに水あめそのもの。

旨いか不味いかと言われれば旨かった。
特に水あめもはちみつも好きな人は旨いと感じると思う。
しかし値段がなあ・・・輸入品だからかな?
この値段でリピートするかと言われるとちょっと。
お金持ちの人、買ってやってくれい。(笑)
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