Quarter Master QTR-4 Hannibal (過去記事リバイバル) [ナイフ]
ばかでかいフォルダというだけならリントンの超大型フォルダをいくつも持っているので今更驚かないが・・・
どうもこいつは「どうです、カッコイイでしょう?コレクションに1本いかがですか?」的なものではないようだ。
クォーターマスター4番手、ハンニバルだ。
俺のはシリアルナンバー33。
しょっぱなから鳥肌立ったのが、グリップ性能の良さだ。
この丸印のところに指2本乗るみたいな感じで、各々のポジションが全て快適だ。
これはなんとなく不安定そうに見えるかもしれないが、ハンドル後部の膨らみが手のひらにすっぽり収まって思いのほか感触がいい。
すっぽ抜けるような感じは全く無い。
枯れ枝などを叩き切るのに良さそうな感じがする。
逆手の場合はあまり後端を握ると安定が悪いのでバリエーションはこれくらい。
ところで3対もあるこのサムスタッド、これは実用的にどうだろう?
オープンだけなら1対で充分だろう。なので単なるデザインだけのものか?
メーカーがこれを想定しているのかどうかはわからないが、サムスタッドが3対あるがため、この握りが非常にグリップ強度が高い。
工作のときにアルファドラドなどでやることがよくある。
ハンニバルは工作向きナイフではないが、キャンプなどで絶対やらないとも言い切れないだろう。
この握りを通常オープンからやる場合・・・
指をもぞもぞと前のほうへ移動して行くことになるが・・・
こういうのはどうだ?まずは3対のサムスタッドを両側からがっちりグリップ。
そしてハンドル振り出し。
オープン完了すると同時にグリップも完成している。かなり快適だ。
クリップは左右付け替え可能だが、ハンドルが大きいため、特にクリップホールドするという感じではない。
しかし、オンレイしているG10のへりに指が良く引っ掛かるため、ホールド感触は良好だ。
このでかいナイフをポケットにクリップオンしても、歩くたびにバタバタしてあまり快適ではないだろう。
アウトドア使用の場合、シースキャリーのほうがいいような気がする。
クリックストップは特に強くはないが、質量の大きいブレードが初期位置に留まろうとする慣性も手伝って・・・
水平位置か、少し上向き程度なら腕の振り無しでもオープン可能だ。
エッジは一目瞭然、Aパートはベベルもエッジもやや鈍角気味に仕上げて強度を確保。
一方、Bパートはそこそこ鋭い。
砥ぎの完成度は 90%程度。Bパートは結構鋭角なので、さらに切れ味を良くするのも簡単だ。
ところで、4番ハンニバルと7番トーマスマグナムは、この通りアウトラインがそっくりだが・・・
サムスタッドが無い関係で、トーマスマグナムは、この握りのグリップ強度は強くない。
指の摩擦でかろうじてという感じだ。
一方、ハンドルエンドは見ての通りのため・・・
例えばゴーストライダーみたいにハンドルエンドをハンマー代わりにするようなことはハンニバルには不可能。
なので、ハンニバルとトーマスマグナムのどちらを買えばいいだろうとなったとき、フォールディングかフィクストかという好みの他に・・・
この握りをやるならハンニバル。
ハンドルエンドをハンマー代わりにすることも想定するならトーマスマグナムということになるだろう。
精度は完璧ど真ん中ではないものの、まずまず良好。
さすがに重くなり過ぎると考えたのか、ステンライナーは数箇所肉抜きがしてある。
別にやってくれなくていいんだが・・・
なのでウエイトバランスはこんな感じ。
おお!これなら軽量ハンドル好きの人でもオーケーだろう!
全長 277mm 、重量 322g 、ブレード厚 5.1mm 、ライナー厚 2.0mm 、
ハンドル厚 18.3mm 、クリップ含む 23.6mm
というわけで、このモデル、軽量ハンドル好きの人にズバリお勧め・・・
あああ・・・石投げないで・・・
こう握った状態から・・・
手を離してもギリギリ前のめりに落ちて行かないタイプだ。
ところでこの両側に三つずつある目。
これを見た瞬間、カーショウのR.A.M.を思い出した。
大きさも性格も全然違うが、なんとなくお似合いの取り合わせのような気がするのだ。
ハンニバルはコレクションアイテムとしてはもちろん、実用ナイフとしてもかなりいいものだ。
そこの軽量ハンドル好きの人、これどうですか?本当にいいですよ。
え?要りませんか?
そうですか。どうもすいません。
さて次回だが・・・
クォーターマスター5番手のこいつを・・・
比較しつつやっていこう。
5月5日(日)の夜のアップを予定している。
今日も御来訪ありがとう。それじゃあまた次回も御来訪よろしく。
────────
これは関西ではぜんざい、関東ではおしるこということになるかな?
まあいい、つぶあんもこしあんもどちらも好きだ。
それより気になるのが、市販の餡がどれも(おしるこやぜんざいの場合は)二倍に薄めるように指定していること。
薄くないか?
世間一般こんなものなのかなあ。
ちなみに俺の黄金比率は、角餅一個に対し餡100g、水50cc。
通常角餅三個で作るので、餡300g、水150ccということになる。
あと、必ず原材料表示を確認し、「塩」や「人工甘味料」が入っていたら買わない。
ソルビトールくらいなら入っていてもいい。
今のところ井村屋が一番好きだなあ。
そして、餅は焼かず、蒸しにかける。
餅が焼けた香りは確かにいいのだが、表面が硬くなるのが好きじゃない。
餅を食べるたびに、幼い頃「中のふわふわのとこだけ食べたいなあ」と思っていたのを思い出す。
どうもこいつは「どうです、カッコイイでしょう?コレクションに1本いかがですか?」的なものではないようだ。
クォーターマスター4番手、ハンニバルだ。
俺のはシリアルナンバー33。
しょっぱなから鳥肌立ったのが、グリップ性能の良さだ。
この丸印のところに指2本乗るみたいな感じで、各々のポジションが全て快適だ。
これはなんとなく不安定そうに見えるかもしれないが、ハンドル後部の膨らみが手のひらにすっぽり収まって思いのほか感触がいい。
すっぽ抜けるような感じは全く無い。
枯れ枝などを叩き切るのに良さそうな感じがする。
逆手の場合はあまり後端を握ると安定が悪いのでバリエーションはこれくらい。
ところで3対もあるこのサムスタッド、これは実用的にどうだろう?
オープンだけなら1対で充分だろう。なので単なるデザインだけのものか?
メーカーがこれを想定しているのかどうかはわからないが、サムスタッドが3対あるがため、この握りが非常にグリップ強度が高い。
工作のときにアルファドラドなどでやることがよくある。
ハンニバルは工作向きナイフではないが、キャンプなどで絶対やらないとも言い切れないだろう。
この握りを通常オープンからやる場合・・・
指をもぞもぞと前のほうへ移動して行くことになるが・・・
こういうのはどうだ?まずは3対のサムスタッドを両側からがっちりグリップ。
そしてハンドル振り出し。
オープン完了すると同時にグリップも完成している。かなり快適だ。
クリップは左右付け替え可能だが、ハンドルが大きいため、特にクリップホールドするという感じではない。
しかし、オンレイしているG10のへりに指が良く引っ掛かるため、ホールド感触は良好だ。
このでかいナイフをポケットにクリップオンしても、歩くたびにバタバタしてあまり快適ではないだろう。
アウトドア使用の場合、シースキャリーのほうがいいような気がする。
クリックストップは特に強くはないが、質量の大きいブレードが初期位置に留まろうとする慣性も手伝って・・・
水平位置か、少し上向き程度なら腕の振り無しでもオープン可能だ。
エッジは一目瞭然、Aパートはベベルもエッジもやや鈍角気味に仕上げて強度を確保。
一方、Bパートはそこそこ鋭い。
砥ぎの完成度は 90%程度。Bパートは結構鋭角なので、さらに切れ味を良くするのも簡単だ。
ところで、4番ハンニバルと7番トーマスマグナムは、この通りアウトラインがそっくりだが・・・
サムスタッドが無い関係で、トーマスマグナムは、この握りのグリップ強度は強くない。
指の摩擦でかろうじてという感じだ。
一方、ハンドルエンドは見ての通りのため・・・
例えばゴーストライダーみたいにハンドルエンドをハンマー代わりにするようなことはハンニバルには不可能。
なので、ハンニバルとトーマスマグナムのどちらを買えばいいだろうとなったとき、フォールディングかフィクストかという好みの他に・・・
この握りをやるならハンニバル。
ハンドルエンドをハンマー代わりにすることも想定するならトーマスマグナムということになるだろう。
精度は完璧ど真ん中ではないものの、まずまず良好。
さすがに重くなり過ぎると考えたのか、ステンライナーは数箇所肉抜きがしてある。
別にやってくれなくていいんだが・・・
なのでウエイトバランスはこんな感じ。
おお!これなら軽量ハンドル好きの人でもオーケーだろう!
全長 277mm 、重量 322g 、ブレード厚 5.1mm 、ライナー厚 2.0mm 、
ハンドル厚 18.3mm 、クリップ含む 23.6mm
というわけで、このモデル、軽量ハンドル好きの人にズバリお勧め・・・
あああ・・・石投げないで・・・
こう握った状態から・・・
手を離してもギリギリ前のめりに落ちて行かないタイプだ。
ところでこの両側に三つずつある目。
これを見た瞬間、カーショウのR.A.M.を思い出した。
大きさも性格も全然違うが、なんとなくお似合いの取り合わせのような気がするのだ。
ハンニバルはコレクションアイテムとしてはもちろん、実用ナイフとしてもかなりいいものだ。
そこの軽量ハンドル好きの人、これどうですか?本当にいいですよ。
え?要りませんか?
そうですか。どうもすいません。
さて次回だが・・・
クォーターマスター5番手のこいつを・・・
比較しつつやっていこう。
5月5日(日)の夜のアップを予定している。
今日も御来訪ありがとう。それじゃあまた次回も御来訪よろしく。
────────
これは関西ではぜんざい、関東ではおしるこということになるかな?
まあいい、つぶあんもこしあんもどちらも好きだ。
それより気になるのが、市販の餡がどれも(おしるこやぜんざいの場合は)二倍に薄めるように指定していること。
薄くないか?
世間一般こんなものなのかなあ。
ちなみに俺の黄金比率は、角餅一個に対し餡100g、水50cc。
通常角餅三個で作るので、餡300g、水150ccということになる。
あと、必ず原材料表示を確認し、「塩」や「人工甘味料」が入っていたら買わない。
ソルビトールくらいなら入っていてもいい。
今のところ井村屋が一番好きだなあ。
そして、餅は焼かず、蒸しにかける。
餅が焼けた香りは確かにいいのだが、表面が硬くなるのが好きじゃない。
餅を食べるたびに、幼い頃「中のふわふわのとこだけ食べたいなあ」と思っていたのを思い出す。