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Smith & Wesson Power Glide (過去記事リバイバル) [ナイフ]

落下傘部隊が使用するナイフにこういう構造のものがあり、それをモデルにして作ったという。

スミス&ウェッソンのパワーグライドだ。

この写真はナイフショップ・シェフィールドさんのもの。使用許可はもらってある。
(既に完売、取り寄せ不可)
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落下傘降下での着地の際の衝撃で折り畳みナイフが開いたり、あるいはシースナイフが鞘を突き破って身体に刺さるというような事故を予防するため、クイックさよりも安全性を優先した作りになっている。
台湾製の上質なものだ。

実はパワーグライドには台湾製と中国製のものがあり、俺が入手した中では、このハンガーキャリーのタントーブレードの他に、同じハンガーキャリーのノーマルシルバーブレードが台湾製、シースキャリー・カモブレードのものが中国製で、中国製モデルも品質は良好だった。

精度良好、初期刃付け良好、ハンドルにはクセが無く、使い心地はかなりいい。

なお、写真1の丸印、ここのプレートは俺の好みで左右入れ替えてある。
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写真1~4の動き方を見ても判る通り、本来両手で開くべきもので、ワンハンドオープンは考慮されていない。

だが、俺はワンハンドオープンクローズにこだわるので、こいつもやる。

まず、真ん中の溝に親指の先を食い込ませてこじ開ける。
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これが辛いと感じる人はハンドルエンド、丸印のところでやると、テコの原理で力が少なくて済む。

このあたりまで指で押し広げる。簡単だ。
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ハンドルの一方をしっかり持ち、
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この位置まで力強く振る。
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手を広げて、もう一方の側のハンドルを引き寄せよう。
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そのまま握り込めば、
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オープン完了だ。
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次にクローズ。

真ん中の溝に親指の先を食い込ませてこじ開ける。
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人差し指と中指でここまで広げる。
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人差し指と親指で、ブレードの後端をつまむ。
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ブレードの後端を引き下げる。
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手を広げて、もう一方の側のハンドルを引き寄せよう。
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そのまま握り込めば、
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クローズ完了だ。
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さて、実際に装着してやってみよう。
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慣れてくると、一般的なフォールディングナイフと大差無いスピードでオープンできるようになる。
(クローズはスローモーだが。)

落下傘による敵地潜入という隠密作戦においても、絶対に敵と遭遇しないという保障はどこにも無い。
作戦遂行のためには、あらゆる状況を想定し、確実に対処できるように訓練を積むことが重要である。
健闘を祈る!


さて、次回はCRKTのBud Nealy Pesh-Cabsをやる予定だ。

今日も御来訪ありがとう。それじゃあまた次回も御来訪よろしく。

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俺がこれを発見したのはたまたま偶然。

ピザハットから何か注文して、この箱が来たら試してみて欲しい。
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こんなふうにぐるぐる回したり・・・
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あるいはふらふらとゆすってみたりすると、緑の Thank you ! の文字がふらついて見えるんだ。
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感じとしては、四角い容器に水を入れ、上に発泡スチロールの小片を浮かせてゆすってみたときのような・・・

どうしてこうなるんだろう?赤と緑だからか?それとも文字の形か?

黒マジックで同じような文字を書き、緑色のビニールテープの小片を貼って試してみた。
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すると、黒文字は全くふらつかず、緑のビニールテープは極僅かにふらついて見える程度。
それに比べ、緑の Thank you ! の文字はゆらゆらと揺れて見える。

これは目の錯覚であり、決してオカルト的なものではないはずだが、なんかぞくぞくして鳥肌が立った。
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