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Coldsteel Spike Series (過去記事リバイバル) [ナイフ]

言っちゃ悪いんだが、コールドスチールのメーカーサイトの写真はどうにも商品の魅力が感じられない。
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これは一例として、新型スパイクだが、かつてのカスタムシリーズでさえ、あまり魅力的に見えなかった。
そもそも写真に見えない。なんとなく、写真を加工した「絵」のようで、また、ブレードには輝きが無い。

紙製のカタログにはこんなにいい写真載せているのになあ。
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メーカーサイト、もっと客が買いたくなるような写真載せろよなー。

新型スパイクは結局買わずじまいで、今日は旧型のリバイバル記事。

形状そのものは旧型のほうが好きだ。いずれも台湾製の上質なもの。
(既に完売取り寄せ不可)
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ここで、ナイフショップ・シェフィールドさんの説明文を拝借する。
「必要最小限のレベルまで軽量化されたWEAPONです。
5ミリ強もの厚さを持つブレードは小刃を設けずにフラットグラインドされています。」

小刃を設けずにフラットグラインド、それすなわち、ベベルのグラインド角がそのままエッジ角ということになる。
そして、同じ人が砥いで比較した場合、エッジは鋭角であればあるほど切れ味が鋭い。

それを頭に置いて、この写真の左端を注意深く見てくれ。同じ深さで紙箱に突き刺した跡だ。
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ほれ、シミタースパイクが最も鋭角で、続いてボウイスパイク、それ以外は同じくらい。
切れ味は薄い紙で試し切りしてみるとわかる。
本来は突き刺し攻撃をメインとする武器なのだが、
実用ネックナイフとして使っていくとき、切れ味重視ならシミターかボウイがいいのがなんとなくわかるだろう。

あと、もうひとつ、小刃を設けずにフラットグラインドされているということは、
この砥ぎ角を維持したければ、ブレード側面全体を砥がないといけない。
エッジ先端だけ砥ぐやり方では、砥ぎ角は鈍化してしまう。

エッジ先端だけ砥ぐやり方でも切れ味の鈍化が少なくて済むのはシミターとボウイと言えるだろう。
この点では、新型スパイクもかなりいいセン行ってそうだ。

ネックナイフとして装着すると、こんな感じ。
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ハンドルの形がかなり良く考えられていて、とても細いにもかかわらず、どれもグリップがいい。
値段も高くないし、ブレード形状や大きさが使用目的に合えばお勧めだ。

次回はチゼルグラインドについての考察を少し。

今日も御来訪ありがとう。それじゃあまた次回も御来訪よろしく。

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こんな工具があったなんて・・・
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妹に教えたら、妹も即買いだった。

しかし、もっと早くに出会っていたかったなあ。今までどんだけ苦労したと思って・・・
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