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エッジについてのちょっとした考察 (過去記事リバイバル) [ナイフ]

たとえばこのエマーソンのカランビット。俺はこれを実用にする気は無い。
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しかしこれは達人クラスの人が使えば非常に強力な武器になることは御存知の通りだ。
そしてこれはスラッシュ攻撃系の武器。切れ味が悪かったら話にならない。
だから使わなくても切れ味が良くあって欲しいのだ。美術品扱いしているものの大部分がそうだ。

もちろん例外はある。たとえばこれみたいなバカでかい装飾用ナイフ。
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純粋に飾って楽しむために作られたものであり、これを対ゲリラ戦用武器として、あるいは
スラム街での護身用武器として使いたいと思う人はまず居ないだろう。
だから切れなくてもいいんだ。

それからこれみたいな荒仕事向きのナイフ。
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缶切りやっても潰れない、やや鈍角気味のエッジがむしろ頼もしい。
これにウィリアムヘンリーみたいな刃付けするのはむしろ的外れというものだろう。

こんなのもあるぞ。スミス&ウェッソンの CK33 カランビット。
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あまり湾曲してないブレード、そしてそのブレードもハンドルもかなり頑丈。

切っ先 5mm くらいを鈍角気味に仕上げ、強度を確保。
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「どこでもいいから力任せにぶち込んじゃって系カランビット」と言っていいのではないだろうか。
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たまにこれやるけど、めっちゃ気持ちいい!

そのくせ、切っ先 5mm 以外の部分はなんと右15度、左15度の鋭角30度エッジ。
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ちょっと砥いだだけでこの切れ味だ。
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カランビットは初心者に「これ買っとけ」というようなものではないが、このモデルはホークビルとしても使い心地いいし、ガタも出にくい。
中国製品嫌いの人と軽量ハンドル好きの人を除いて、見た目が好きなら買っていいと思う。

それに対して、このエッジはなんだ。
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これ見た瞬間思い出したものがある。

ミゼットカッターだ。
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ピアノ線切っても潰れない鈍角エッジだ。鋼材もかなり固い。
しかしリップタイドで鋼線やワイヤーは切れないだろう。
それにあの形状からしてスラッシュ攻撃系のカランビットだ。
切れ味悪かったら話にならないし、しょぼい武器をコレクションしてもつまらない。
形が魅力的なだけに非常に残念だ。

ところで、S&W CKG21BR 、惚れ込んで2本目を購入。
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軽く砥いでこの程度の切れ味だが、荒仕事用なので充分。

先に買ったほうがややハンドルが白っぽいことと、スウェッジのグラインドが薄いこと以外、
製品間のバラつきは感じられなかった。
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三千円ちょいという値段からすれば充分な精度だろう。
荒仕事用ナイフとして最高と言っていい使い心地だ。
中国製品嫌いの人にはお勧めしないが、ラフにガンガンいけるフォルダとして1本どうだろう?
(2023.08.27現在、現行品)

次回は未定ということで御願いしたい。もしかしたらお休みさせて頂くかもしれない。

今日も御来訪ありがとう。それじゃあまた次回、記事アップしたら御来訪よろしく。

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無理だ・死・ぬ
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頭が割れてく

ちゃんと冬来るんだろうか?

いや、そもそも冬って存在してるんだろうか?

去年、冬が来たような気がするんだが、もしかしたら夢を見てただけかもしれないし。

もしかして、この世界って、夏しかなくて「春」とか「秋」とか「冬」って想像の世界だけのものなんじゃ・・・

まさか「冬ってなんですか?」なんていうコメント来たりしないだろうか?怖い・・・

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俺は原則的に人工甘味料は避ける方向だが、これはかなりいけてると思う。
絵柄デザインがあまりにも旨そうで(なおかつユーザーコメントが好意的)、衝動的に購入。
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色合いはわずかに黄味がかっているという程度。

レモンスカッシュやレモネードはレモンピール由来の苦味が必ず付き、それがまた旨さの一要素でもあるのだが、それゆえアセスルファムカリウムやステビアの苦味がオーバーラップされてしまって全く気にならない。

人工甘味料特有の変な甘味は感じられない。
多分、アセスルファムカリウムはメインではなく補助なのだろう。

糖分を少な目にすることによって、「すっきり爽やか」に拍車がかかっているかもしれない。

レモンスカッシュは不二家のやつと新顔のサントリーのやつとハウスのC1000ビタレモとポッカのキレートレモンが有名だが、こいつはそれとはまた違った旨さ。

「さわやかレモン」の名は伊達ではない。本当に爽やか!

ピン!と来た人は買って後悔しないと思う。

Amazonで箱買いするとかなり割安。

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ここから先はネギ嫌いの人とネギアレルギーの人向けの記事。

世間一般、味噌ラーメンにはネギとニンニクを入れる傾向が強く、食えるやつを見つけるのに苦労する。

飲食店なら「くら寿司」が絶対安全牌。
タッチパネルで「ネギ抜き」を選択し、添付のすりおろしニンニクは入れなければいいだけ。

そしてこの度、袋麺にいいのが出てきた。

まずこちら、近所のMEGAドンキホーテで税抜き298円。
寿がきやのやつなので旨いに決まってる。
つばめ食品は揚げ麺のOEM専門会社で、2023.03.31に寿がきやが株式100%を取得して子会社化したらしい。
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粉末スープの中にネギが入ってない!
(サッポロ一番味噌ラーメンはそれのせいで食えない。旨いのに。)

また、食ってから数時間経っても不快感は発生しなかったので、ニンニクも使われていないはずだ。

次にラ王。近所のMEGAドンキホーテで税抜き398円。

もう何年も昔のことになるが、カップ麺のラ王味噌ラーメンを買ったことがあり、スープがニンニク臭くて「ああ、これは無理やな」ということがあったため、ちょっと警戒したのだが、「ダメなら残り四つを誰かにあげよう」ということでギャンブル買い。
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スープはどろっとした液体タイプでネギの臭いもニンニクの臭いもしない。
これもまた、食べてから数時間経っても不快感は無かった。
こいつもまためちゃ旨。

「味噌ラーメン好きだけど、なかなか食えるやつが無い」とお困りの方は是非お試し頂きたい。

大丈夫そうなやつをもうひとつ発見。
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現在取り寄せ依頼中。到着しだいレポートする。
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コメント 4

通りすがり

かなり久しぶりにコメントさせていただきます。
参考までにご意見を聞いてみたく質問があります。

フォルダーのガタについて。
最近はワッシャー式や組み立てがネジ式なのもあり、フォルダーをオープンした時点でガタのあるモノはほとんどありません。
しかし一昔前は有名メーカー新品でも少しガタつくものは普通に売られてました。

書籍等では購入時に実物を触ってガタのないモノを選びましょうと指南されていたり、実際に気持ちとしてはガタはないほうが良いです。

しかし現実に何か支障はあるでしょうか?
前述の通り、ガタありでも検品通って売られてましたし、なんなら余裕のないキツキツよりも多少の遊びやクリアランスと考えればプラスな気もしてきました(笑)

ライナーロックも最初の噛みが浅くても徐々に磨耗して対岸に到達してガタがでます。
その状態のナイフも所持してますが、特に問題なく使えてます。
by 通りすがり (2023-09-04 12:20) 

starwolf

どうも、通りすがりさん、まいどです。
少しぐらいのガタは、おっしゃる通り実用的には全く問題無いと思います。
ぼくは純粋に気分の問題かなあと思ってます。
やはりガタがあるよりは無いほうが気分がいいです。

そしてガタ以上にぼくが嫌なのが「ブレードがハンドルの内側を擦る」です。
これも実用的には全く問題無いですよねえ。
でもぼくはこれが嫌で嫌でしかたがないんです。
だから「ブレードがハンドルの内側を擦る」が、最初からそうなっているものは即売却、
使っているうちにそうなってきたものはバラして廃棄です。まだ使えるものであってもです。

話をガタに戻します。
ガタのあるものにはそれなりのメリットもあります。
それは「紛失しても惜しくない」「傷んでダメになっても惜しくない」です。
ですから、ガタのあるやつは仕事で良く使ってました。

> しかし現実に何か支障はあるでしょうか?
「気分が良くない」ですね。特に人間の場合、精神面というのは重要だと思います。
まあ、ぼくの場合、ガタだったら「仕事で使い潰しちゃろ」ですが、
「ブレードがハンドルの内側を擦る」はほんっとにダメです。
金属でガラスを擦ったときに出るキーキーいう音、あれくらい不快です。
by starwolf (2023-09-04 22:44) 

starwolf

参考までに。
最初から「ブレードがハンドルの内側を擦っていた」もの。
スパイダルコのポリスモデル・ステンレススチールハンドル。
マンティスのMT-2SC Classier Act 旧品。
スパイダルコも昔は今ほど精度良くなかったんですねえ。
by starwolf (2023-09-04 22:52) 

通りすがり

ご返信ありがとうございます。
やはり気持ちの問題は大きいですよね、もちろん私も好んでガタ有りを選んだりはしませんが、実用上ちょっと気になってたのでご意見を伺ってみました。
by 通りすがり (2023-09-05 16:08) 

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