SSブログ

Smith & Wesson SWP11 Phantom (過去記事リバイバル) [ナイフ]

俺が駆け出しのころはシェフィールドさんがヤフオクで1円オークションをやっていて、
競争相手が少ないときは1,500円程度の安値で落札できたものも数多くあった。

そして、そんな安値で落札できたものの中に時々妙に高品質なものが混じっていた。

これもそういったもののひとつ。

スミス&ウェッソン、ファントムだ。購入当時シェフィールドさん定番価格2,980円。
01.jpg

こいつ、台湾製だったんだな。どうりで。
02.jpg
これが台湾製を示すものと知ったのは、御来訪者様の一人、きこりの与作さんがHRTマグネシウムに宛てた次のコメントのおかげだ。
************************************
おひさしぶりです。
わたしもこれ、持ってます(シルバーの両タイプ)。(「これ」というのはHRTマグネシウムのこと)
直刃の旧タイプは、台湾製ですね。
「こんなのがまだ....」のロゴにある「R.O.C」とは、「Republic of China」すなわち台湾のことです。
確かに大陸製のハーフセレ(新型)よりも出来がいいですね。
俺ちゃん様、マグネシウムはグリップに使われています。
そのグリップに「AM-60B」という印字がされているのですが、これはマグネシウムの合金のようです。
************************************

ところでシェフィールドさんがヤフオクをやめた理由だが、
1.ヤフオクに出品するのに思いのほか金がかかる。
2.手間がかかる。
3.手が回らなくなってきた。
ということらしい。
結構楽しみにしてたんだが、手が回らないんじゃしょうがないな。

こいつのキャリーシステムはちょっと変わっていて、ハンガー(?)にぶら下げる形式だ。
03.jpg
パワーグライドの一部もそうなっているな。

これがなかなか快適で、ポケットクリップによるものより少しアクセスが速い。
04.jpg
05.jpg
06.jpg
07.jpg
08.jpg
09.jpg

左手の場合はどうかと言うと、
10.jpg
ハンガーから外した後、
11.jpg
180度回転させないといけないので、この時間の分だけ右手より遅くはなるが、
12.jpg
それもコンマ何秒か程度のことで、操作性は快適だ。
13.jpg
ロッキングライナーの指への引っ掛かりも良く、固くないので左手でのクローズも楽々だ。
14.jpg

俺は惚れ込んで2本買っているが、この通り精度良好。
15.jpg
駆け出しのド素人目にも、こいつがかなりいいものだということは判った。

ハンドルには変なクセが無く、順手逆手共にグリップ感触は非常に良好。
16.jpg
17.jpg
18.jpg

ハンガーに引っ掛けるための出っ張りが邪魔にならないか?などという心配は御無用。
19.jpg
人差し指に極僅か接触するという程度。
また、こういう握り方のとき、左手の場合は指に全く触れない。

初期刃付け良好。
20.jpg

また、タントータイプには珍しく、立ち上がり部分も鋭角だ。
21.jpg
なので、荒仕事にガンガンいけるタイプではなく、結構繊細。

ステンライナーは肉抜き無しだが、あまり厚くないのでウエイトバランスはこれくらい。
22.jpg
握った状態から・・・
23.jpg
手を離しても落ちないタイプだ。
24.jpg
重量 97g 。特に重くも軽くもないという感じだ。
ちなみにデリカ4FRNが 72g 、エンデューラ4FRNが 107g なので、その中間というところか。

実用的にもかなり使い心地のいいライナーロックフォルダだ。

ただ・・・

あまりに質が良過ぎて傷むのが惜しく、いまだにほとんど美術品扱い。(苦笑)


さて次回だが・・・

質の悪いナイフをテーマにした記事をリバイバルさせよう。。
25.jpg

3月20日(日)の夜のアップを予定している。

今日も御来訪ありがとう。それじゃあまた次回も御来訪よろしく。

─────────────────────

アイスティーは別にして、紅茶は冷めると美味しくない。

だから紅茶をよく飲む国、イングランドでティーコージーなるものが生まれたのだろう。

しかし、見た目は別にして、保温効果だけならティーコージーよりもタオル巻き付けて洗濯バサミで留めるほうが遥かに上だ。
26.jpg
わかってるさ、お洒落な席にはイマイチってことくらい。
あと、どうしても茶渋で汚れるので、タオルはこれ専用にする。

もうひとつ面白いのが、この花崗岩の保温用プレート。
27.jpg
電子レンジにかけると(500Wで2分ほど)ほどよく熱くなり、ティーポットの保温に使える。

では美味しい紅茶を頂こう。
28.jpg
しかし、なんで花崗岩にマイクロウェーブ当てると熱くなるんだろうな?俺にはその理屈がわからん。
コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。