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Kershaw 2710 Scamp (過去記事リバイバル) [ナイフ]

安物で、しかも見た目に何の色気も無いナイフ。しかし、クセが無くて使い心地良かった。
なぜ「良かった」と過去形なのかと言うと、以前の職場の同僚が欲しがったのでさっさとあげてしまった。
「こんな安物で喜んでもらえるなら言うことねーわ」と、惜しいとも思わなかった。

カーショウ・スキャンプだ。
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"scamp"を辞書で調べてみると、ちょっと面白い。
ならず者、ごろつき、わんぱく坊主、いたずらっ子という意味がある。

実はこのとき初めて気付いたんだが、
カーショウのパッケージはアメリカ国旗の描かれているものと描かれていないものがあるんだな。
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俺が気付いてなかっただけで、前からそうだったみたいだ。たとえばこれも。
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既に廃番のジェントルマンフォルダ。スプリンター。

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日本製だな。

原則的にアメリカ製のものにだけアメリカ国旗が描かれるようだ。
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ただ、例外として、このようにシールを貼られたものにはその通りでないものもある。
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多分、写真7のシールを剥がすと "Made in China" の文字が、
写真8のシールを剥がすと "Made in USA" の文字が現れるのだろう。

駆け出しのころは生産国はあまり気にしてなかったが、いくつものナイフに触れるうちに、
台湾製がやたらと品質が良く、アメリカ製・日本製が概ねそれに続くということに気付き始め、
生産国を重視するようになった。

ブレードもハンドルもくせが無いため、握り心地も使い心地も非常に良い。
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ショウケースに入れて眺めるためのナイフじゃないな。というわけで、即刻実用。
これを欲しがった同僚は、自分でナイフを買うタイプではないんだが、キャンプとかやるタイプの男だと、
一目見ただけで、なんとなく使い心地良さそうなのがわかるんだろうな。

初期刃付け抜群!
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また、精度もそこそこいいしサムスタッドの引っ掛かりもいいのでオープンクローズも快適だ。

フレームロックのため、ロックのテンションが結構強い。
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左手での操作感があまり良くないのがちょっと残念。使い心地のいいナイフなのにな。

ハンドル左サイドが薄手のステンレススチールとG-10、右サイドが厚手のステンレススチール。
バックスペーサーはザイテルのようだ。
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ステンレススチールは全く肉抜きしてないので重量感が結構ある。重量122g、全長205mm。

ところでこいつはこのようにハンドル後ろ側にもネジ穴が穿ってあり、
クリップを前後に付け替えできそうに見えるのだが・・・ネジを回すことができない。
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どういうことかと言うと、ヘクスローブ(トルクス)のT6では空回りし、T7では嵌らない。
じゃあ、六角レンチではどうかというと、1.5mmでは空回りし、2mmでは嵌らない。

なんとか回そうと、このような、ネジを無理やり回すためのプライヤーでやろうにも
ネジ同士の間隙が狭くてうまくいかない。
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ただ、スキャンプはフレームロックなので、クリップは前方取り付けのほうがグリップ感触は良いと
思われ、また、クリップが写真13の通り結構長いため、前方取り付けでもオープンクローズの際の
ホールドは良い。クリップを後方取り付けにすることは考えなくていいだろう。

さて、次回だが・・・

だいぶ涼しくなってきたので、新記事アップを再開しよう。
とは言え、購入資金も少ないので、昔みたいにバカスカ買うことはできないんだが。

今やコールドスチールもCRKTも台湾製が少なくなり、ケン・オニオン氏もカーショウから
出ていってしまった。俺はもしかしたら一番いい時期にバカスカ買っていたのかもしれないな。

とりあえず次回はこれを。
http://www.sheffield.rgr.jp/real_steel/index.html
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10月5日(月)から6日(火)にかけての深夜のアップを予定している。

今日も御来訪ありがとう。それじゃあまた次回も御来訪よろしく。

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Amazon が、なんだかおかしなことになってる。
ハッキングでもされたか?
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