Artisan 1827G Cygnus [ナイフ]
だいぶ前にアルチザンのウェブサイトで見つけて取り寄せ依頼したものだが、
この度めでたくシェフィールドさんの定番商品に。
アルチザンのシグナスだ。
http://www.sheffield.rgr.jp/artisan/index.html
緑も入ってきたのか。欲しくなるなあ。
パッケージ外側は、ありきたりのボール紙。
その中に缶ケース。ピカピカの銀色で綺麗。
缶のふたを取るとジッパーケース。
ジッパーケースの中はこんな感じ。
クリップ本体もハンドル同様チタン製で右サイド後方取り付け。
いやあ、綺麗なこと綺麗なこと。
バックスペーサーパーツもチタンのようだ。
右手の場合はガッチリクリップホールド。
左手ではクリップホールドできないものの、ハンドルの紋様に指が引っ掛かるのでホールド性能良好。
アクション滑らか。垂直上向きでもスパーンとオープンする。
鋼球ではなく、セラミックボールのベアリングとのことだ。
ロック解除状態ではブレード完全にぷらんぷらん。
しかもガタつき一切無し。これ、CRKTルガーコラボのフォロースルーと同じパターンだな。
この個体はロックの掛かりが浅めだが・・・
ブレードバック打ち付けテストをやってもびくともしない。
俺のコンパクトデジカメではこれが限界だが、ロックバー末端にはステン板が嵌め込まれている。
ロック解除の際の「チタンの粘る感じ」は一切無い。
ロック解除は右手でも左手でも快適だが、やや左手のほうがやりやすい感じがする。
順手握りでは、右手の場合手のひらに、左手の場合指にクリップが当たるが不快というほどではない。
あまり逆手で使うナイフではないと思うが、左手の場合まずまず快適なのに対し、
右手では矢印のところのカドが指に刺さる感じがしてやや不快。
ハンドルは背側腹側共に滑りやすい。順手逆手のターンはやらないほうがいいだろう。
組み立て精度は完璧。
グラインド精度は若干のスウェッジズレが認められるが、俺的には許容範囲内。
嫌だという人もいるかな?
気になる初期刃付けは、っと。エッジは鋭角だが、なんだかつるつるすべすべ。
あ!これはもしかしたらアレか?いつぞや rafe.brainpart さんが教えてくださった
「丁寧に磨き過ぎてマイクロセレーションが飛んでしまっている」っていうやつ。
一応エッジが紙に入り込むとこんなふうに切れはする。
しかし、その「取っ掛かり」が「あれ?切れない?あ、いや、紙に入ったら切れる」という感じ。
だから実用にするならミディアムセラミックで軽く撫でてやれば適度に荒れてマイクロセレーション
付いて、さらに快適な切れ味になるんじゃないか?
もちろん美術品扱いするならこのままで充分合格圏内。
ハンドルは全く肉抜き無しだが、チタン製なのであまり重くならず、ウェイトバランスは中庸。
重量 121g 、全長 216mm 、ブレード厚 3.8mm 、
ハンドルチタン板厚 4.0mm 、ハンドル厚 13.3mm 、クリップ含む 15.0mm
「実用」という面で、高級ナイフは大きくふたつに分けることができるんじゃないか?
セベンツァみたいに「美術品扱いしたい気持ちはわかるけど、できれば使って欲しいねえ」
っていうものと、CRKT Buy Tighe みたいに「はい、これ、美術品として作りましたので
専用展示ケースで存分に眺めて楽しんで下さい」っていうもの。
シグナスは明らかに後者のような気がするんだが、どうだろう?
今回のモデルは中国製品嫌いの人を除き、ナイフを眺めて楽しむのが好きな人にズバリお勧めする。
さて、次回だが・・・
昔の話を蒸し返す。
11月23日(月)から24日(火)にかけての深夜のアップを予定している。
今日も御来訪ありがとう。それじゃあまた次回も御来訪よろしく。
─────────────────────────────────────────
最近気付いたんだが、シェフィールドさんのトップページの下のほうに各ページへのリンクが出来てる!
http://www.sheffield.rgr.jp/
今回のアルチザンのページに行きたいときなどはかなり便利だ!
以前はアルチザンのページに行きたいと思ったら、まず「その他海外ブランド」をクリック。
飛んだ先の先頭にはアルチザンへのリンクは無いので・・・
そのままページスクロールしてアルチザンを探し・・・
そこをクリックするとやっと到着。
しかし、今ならトップページから直行。
全部を調べてはいないが、多分シェフィールドさん内の各メーカーページを網羅しているはずだ。
慣れた人にとっても初心者にとっても嬉しいよねえ。
乱暴なやり方していいなら、この全リンクを右クリック→新しいタブで開く、で、タブの切り替えで
次々見て行くということも可能だろう。
この度めでたくシェフィールドさんの定番商品に。
アルチザンのシグナスだ。
http://www.sheffield.rgr.jp/artisan/index.html
緑も入ってきたのか。欲しくなるなあ。
パッケージ外側は、ありきたりのボール紙。
その中に缶ケース。ピカピカの銀色で綺麗。
缶のふたを取るとジッパーケース。
ジッパーケースの中はこんな感じ。
クリップ本体もハンドル同様チタン製で右サイド後方取り付け。
いやあ、綺麗なこと綺麗なこと。
バックスペーサーパーツもチタンのようだ。
右手の場合はガッチリクリップホールド。
左手ではクリップホールドできないものの、ハンドルの紋様に指が引っ掛かるのでホールド性能良好。
アクション滑らか。垂直上向きでもスパーンとオープンする。
鋼球ではなく、セラミックボールのベアリングとのことだ。
ロック解除状態ではブレード完全にぷらんぷらん。
しかもガタつき一切無し。これ、CRKTルガーコラボのフォロースルーと同じパターンだな。
この個体はロックの掛かりが浅めだが・・・
ブレードバック打ち付けテストをやってもびくともしない。
俺のコンパクトデジカメではこれが限界だが、ロックバー末端にはステン板が嵌め込まれている。
ロック解除の際の「チタンの粘る感じ」は一切無い。
ロック解除は右手でも左手でも快適だが、やや左手のほうがやりやすい感じがする。
順手握りでは、右手の場合手のひらに、左手の場合指にクリップが当たるが不快というほどではない。
あまり逆手で使うナイフではないと思うが、左手の場合まずまず快適なのに対し、
右手では矢印のところのカドが指に刺さる感じがしてやや不快。
ハンドルは背側腹側共に滑りやすい。順手逆手のターンはやらないほうがいいだろう。
組み立て精度は完璧。
グラインド精度は若干のスウェッジズレが認められるが、俺的には許容範囲内。
嫌だという人もいるかな?
気になる初期刃付けは、っと。エッジは鋭角だが、なんだかつるつるすべすべ。
あ!これはもしかしたらアレか?いつぞや rafe.brainpart さんが教えてくださった
「丁寧に磨き過ぎてマイクロセレーションが飛んでしまっている」っていうやつ。
一応エッジが紙に入り込むとこんなふうに切れはする。
しかし、その「取っ掛かり」が「あれ?切れない?あ、いや、紙に入ったら切れる」という感じ。
だから実用にするならミディアムセラミックで軽く撫でてやれば適度に荒れてマイクロセレーション
付いて、さらに快適な切れ味になるんじゃないか?
もちろん美術品扱いするならこのままで充分合格圏内。
ハンドルは全く肉抜き無しだが、チタン製なのであまり重くならず、ウェイトバランスは中庸。
重量 121g 、全長 216mm 、ブレード厚 3.8mm 、
ハンドルチタン板厚 4.0mm 、ハンドル厚 13.3mm 、クリップ含む 15.0mm
「実用」という面で、高級ナイフは大きくふたつに分けることができるんじゃないか?
セベンツァみたいに「美術品扱いしたい気持ちはわかるけど、できれば使って欲しいねえ」
っていうものと、CRKT Buy Tighe みたいに「はい、これ、美術品として作りましたので
専用展示ケースで存分に眺めて楽しんで下さい」っていうもの。
シグナスは明らかに後者のような気がするんだが、どうだろう?
今回のモデルは中国製品嫌いの人を除き、ナイフを眺めて楽しむのが好きな人にズバリお勧めする。
さて、次回だが・・・
昔の話を蒸し返す。
11月23日(月)から24日(火)にかけての深夜のアップを予定している。
今日も御来訪ありがとう。それじゃあまた次回も御来訪よろしく。
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最近気付いたんだが、シェフィールドさんのトップページの下のほうに各ページへのリンクが出来てる!
http://www.sheffield.rgr.jp/
今回のアルチザンのページに行きたいときなどはかなり便利だ!
以前はアルチザンのページに行きたいと思ったら、まず「その他海外ブランド」をクリック。
飛んだ先の先頭にはアルチザンへのリンクは無いので・・・
そのままページスクロールしてアルチザンを探し・・・
そこをクリックするとやっと到着。
しかし、今ならトップページから直行。
全部を調べてはいないが、多分シェフィールドさん内の各メーカーページを網羅しているはずだ。
慣れた人にとっても初心者にとっても嬉しいよねえ。
乱暴なやり方していいなら、この全リンクを右クリック→新しいタブで開く、で、タブの切り替えで
次々見て行くということも可能だろう。
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