Coldsteel 20SPH Pendleton Lite Hunter [ナイフ]
一時、Tri-Ad Lock にブチ切れてコールドスチール不買宣言したが、品質が悪くなったわけではなく、
また、Tri-Ad Lock も指の力の強い人なら何の問題も無いものであるから、
「俺が」Tri-Ad Lock を実用目的で買わなければいいだけのことなので、購入再開。
特にリーズナブル価格で使い心地の良さそうなフィクストブレードは積極的に購入し、
検証していこうと思っている。
1回目の今日はペンドルトンライトハンター。
http://www.sheffield.rgr.jp/coldsteel/20SPH_pendleton_lite.html
こいつを最初に持ってきた理由はパッケージの裏側にミニカタログがあったからだ。
パッケージは、箱かブリスターパックかのどちらかで、選択不可。
シェフィールドさんのコールドスチールのページを見ると、
http://www.sheffield.rgr.jp/coldsteel/
この五種のうち、新製品のフィンホークは単独で上のほうに、他の四種はページの下のほうに
まとまっているため、フィンホークを見逃してしまった。次回購入しようと思っている。
ペンドルトンライトハンターのシースは、シェフィールドさんの写真ではナイロンシースだが、
今回届いたものはプラスチック製だった。種類はわからない。
ナイロンシースとは異なり、ベルトをそのままの状態で差し込むことが出来る。
しかも、カエリが付いていて、すっぽ抜けたりすることは無い。
この穴は何だろうな。KeyMod だろうか?
KeyMod
http://www.first-jp.com/articleinfo/detail.php?id=517
何気にシースに挿しただけではナイフは固定されないが・・・
ぐっと押し込むと、カチッとクリックストップする。
抜くときに必要な力は、押し込むときと同じくらい。
クリックストップしないので、「一時的に」という条件付きだが、
左利きの人が左腰に装備しての使用も特に問題は無いだろう。
グリップ感触は良好。
小指のところを細くしなくてもいいのではないかという気がしないでもないが、不快ではない。
逆に「いいな」と思ったのがこの部分。
この部分のくびれのおかげで、色んな握りがとても快適だ。
ハンドル表面の滑り止め加工も良好。
順手逆手のターンも快適だ。
ハンドルエンドには親指用の窪みがある。
いいねえ。凄くいい。
パッケージに生産国は書かれてないが、ハンドルに印字がある。台湾製だ。
「えっ?4116ステンって、例のクソ鋼材じゃあ?」なんていう変な心配はしないように。
クソ鋼材は 4034ステンだ。だいたいコールドスチールがそんなクソ鋼材使うワケが無い。
砥ぎの完成度は 90%っていうところだな。
しかし、美術品扱いするわけじゃないし、エッジ角度に問題は無いので減点対象にはならない。
砥いでみよう。
おお!さすがコールドスチール。硬い硬い。二千円程度のナイフには似つかわしくない硬さだ。
鋼材が良質な上に硬いので、こういう切れ味にするのも簡単。
ほどよいウエイトバランス。
ナイフ重量 77g 、シース重量 34g 、ナイフ全長 214mm 、ブレード厚 3.0mm 、ハンドル厚 19.1mm 、
素晴らしい!いや、実に素晴らしい!実用ナイフとして自信を持ってお勧めできる。
このモデル、見た目が好きなら実用品として買っていい。
さて次回だが・・・
この一連の安価なモデルの中で一番検証したかったのがこいつ。
使い心地いいという人二人、使い心地悪いという人一人・・・これはやらねばなるまい。
11月7日(月)から8日(火)にかけての深夜のアップを予定している。
今日も御来訪ありがとう。それじゃあ、また次回も御来訪よろしく。
─────────────────────────────────────────────
ああ、やっと本格的に涼しくなった。外気温はもっと低いんだがな。どうしても室温は高めになる。
さすがにこれくらいになると、バタバタ掃除とかしていても暑くは感じない。
ええかげん冷し麺が美味しく出来る時期じゃないか?
さあ、美味しい素麺を作りましょうね。
まず、お湯を沸かします。
火加減に注意して下さい。
お湯が沸くのを待つ間に、氷水と溶き玉子を作りましょう。
麺が塩素臭くなるのを防ぐため、浄水器の水を使います。
また、この時期は、あまり大量の氷は必要ありません。
溶き玉子を作ります。
濃縮めんつゆを、水ではなく溶き玉子で延ばすわけですね。これが美味しいんです。
お湯が沸いたら麺をゆでます。
ふきこぼれに注意して下さい。
ゆであがったら手早く水洗します。
当然のことながら、この時の水はすぐに流れ落ちてしまいますので、
浄水器の水を使う必要はありません。
水洗が終わったら、手早く氷水で二次冷却します。
水道水温が低いため、麺が全然ダレていないのが、触ってみて判ると思います。
二次冷却が終わったら、手早く水切りします。
氷がこんなに残っています。やはり冷し麺は冬場に限りますね。
溶き玉子を二倍濃縮めんつゆで味付けするわけですが・・・
少しだけつけたい場合は、濃い目の味付けに。
玉子をたっぷりつけたい場合は、薄目の味付けにします。
今日は贅沢に、こっちのほうでいきましょう。
では、いただきましょう。
おお!デリシャス!
外気温に麺の冷たさが奪われませんので、全くダレません。素晴らしい味わいです。
やはり冬こそ最高の調味料ですね。
え?カンナさんは寒いの苦手ですか?
慣れたら大丈夫ですよ。
ああ、そうだ。今度の正月休みにロシアに御招待しましょう。
きっと冬の良さを認識なさると思いますよ。
また、Tri-Ad Lock も指の力の強い人なら何の問題も無いものであるから、
「俺が」Tri-Ad Lock を実用目的で買わなければいいだけのことなので、購入再開。
特にリーズナブル価格で使い心地の良さそうなフィクストブレードは積極的に購入し、
検証していこうと思っている。
1回目の今日はペンドルトンライトハンター。
http://www.sheffield.rgr.jp/coldsteel/20SPH_pendleton_lite.html
こいつを最初に持ってきた理由はパッケージの裏側にミニカタログがあったからだ。
パッケージは、箱かブリスターパックかのどちらかで、選択不可。
シェフィールドさんのコールドスチールのページを見ると、
http://www.sheffield.rgr.jp/coldsteel/
この五種のうち、新製品のフィンホークは単独で上のほうに、他の四種はページの下のほうに
まとまっているため、フィンホークを見逃してしまった。次回購入しようと思っている。
ペンドルトンライトハンターのシースは、シェフィールドさんの写真ではナイロンシースだが、
今回届いたものはプラスチック製だった。種類はわからない。
ナイロンシースとは異なり、ベルトをそのままの状態で差し込むことが出来る。
しかも、カエリが付いていて、すっぽ抜けたりすることは無い。
この穴は何だろうな。KeyMod だろうか?
KeyMod
http://www.first-jp.com/articleinfo/detail.php?id=517
何気にシースに挿しただけではナイフは固定されないが・・・
ぐっと押し込むと、カチッとクリックストップする。
抜くときに必要な力は、押し込むときと同じくらい。
クリックストップしないので、「一時的に」という条件付きだが、
左利きの人が左腰に装備しての使用も特に問題は無いだろう。
グリップ感触は良好。
小指のところを細くしなくてもいいのではないかという気がしないでもないが、不快ではない。
逆に「いいな」と思ったのがこの部分。
この部分のくびれのおかげで、色んな握りがとても快適だ。
ハンドル表面の滑り止め加工も良好。
順手逆手のターンも快適だ。
ハンドルエンドには親指用の窪みがある。
いいねえ。凄くいい。
パッケージに生産国は書かれてないが、ハンドルに印字がある。台湾製だ。
「えっ?4116ステンって、例のクソ鋼材じゃあ?」なんていう変な心配はしないように。
クソ鋼材は 4034ステンだ。だいたいコールドスチールがそんなクソ鋼材使うワケが無い。
砥ぎの完成度は 90%っていうところだな。
しかし、美術品扱いするわけじゃないし、エッジ角度に問題は無いので減点対象にはならない。
砥いでみよう。
おお!さすがコールドスチール。硬い硬い。二千円程度のナイフには似つかわしくない硬さだ。
鋼材が良質な上に硬いので、こういう切れ味にするのも簡単。
ほどよいウエイトバランス。
ナイフ重量 77g 、シース重量 34g 、ナイフ全長 214mm 、ブレード厚 3.0mm 、ハンドル厚 19.1mm 、
素晴らしい!いや、実に素晴らしい!実用ナイフとして自信を持ってお勧めできる。
このモデル、見た目が好きなら実用品として買っていい。
さて次回だが・・・
この一連の安価なモデルの中で一番検証したかったのがこいつ。
使い心地いいという人二人、使い心地悪いという人一人・・・これはやらねばなるまい。
11月7日(月)から8日(火)にかけての深夜のアップを予定している。
今日も御来訪ありがとう。それじゃあ、また次回も御来訪よろしく。
─────────────────────────────────────────────
ああ、やっと本格的に涼しくなった。外気温はもっと低いんだがな。どうしても室温は高めになる。
さすがにこれくらいになると、バタバタ掃除とかしていても暑くは感じない。
ええかげん冷し麺が美味しく出来る時期じゃないか?
さあ、美味しい素麺を作りましょうね。
まず、お湯を沸かします。
火加減に注意して下さい。
お湯が沸くのを待つ間に、氷水と溶き玉子を作りましょう。
麺が塩素臭くなるのを防ぐため、浄水器の水を使います。
また、この時期は、あまり大量の氷は必要ありません。
溶き玉子を作ります。
濃縮めんつゆを、水ではなく溶き玉子で延ばすわけですね。これが美味しいんです。
お湯が沸いたら麺をゆでます。
ふきこぼれに注意して下さい。
ゆであがったら手早く水洗します。
当然のことながら、この時の水はすぐに流れ落ちてしまいますので、
浄水器の水を使う必要はありません。
水洗が終わったら、手早く氷水で二次冷却します。
水道水温が低いため、麺が全然ダレていないのが、触ってみて判ると思います。
二次冷却が終わったら、手早く水切りします。
氷がこんなに残っています。やはり冷し麺は冬場に限りますね。
溶き玉子を二倍濃縮めんつゆで味付けするわけですが・・・
少しだけつけたい場合は、濃い目の味付けに。
玉子をたっぷりつけたい場合は、薄目の味付けにします。
今日は贅沢に、こっちのほうでいきましょう。
では、いただきましょう。
おお!デリシャス!
外気温に麺の冷たさが奪われませんので、全くダレません。素晴らしい味わいです。
やはり冬こそ最高の調味料ですね。
え?カンナさんは寒いの苦手ですか?
慣れたら大丈夫ですよ。
ああ、そうだ。今度の正月休みにロシアに御招待しましょう。
きっと冬の良さを認識なさると思いますよ。
こんにちは
プラスチック系の仕事もしてる関係で想像するに、シースの素材は多分PP(ポリプロピレン)ではないかと思います。
このシリーズは持っていないのであくまで画像を見た上での推測ですが。
ベルトループ部など、若干の柔軟性が必要でしょうから、PPまたはPE(ポリエチレン。PPとPEは似た感じ。ハンドル材はPPとの事ですし)と予想します(PPの可能性が高い)。
汎用プラスチックではPS(ポリスチレン)やABS、PC(ポリカーボネート)などありますが(他にもたくさんある)、ここに挙げた素材は弾力性は殆どありませんし。
シースの穴は、これも想像ですが、「壁掛け用のフックやピンを引っ掛ける穴」ではないかと。
キッチンなどで使う時に、壁につけたノブ状(キノコのカタチみたいなの。伝わりますか?w)のフックにぶら下げるのに最適なカタチに見えます。
ペンドルトンミニハンターが欲しいかも、と思っていましたが(「ライト」だと安っぽい気がして)、これらのシリーズでも本当は充分なんですよねw。
by goro (2016-11-04 12:49)
このシリーズ買われましたか!
値段からは想像できない高品質で、特に今回のペンドルトンはクセの無いデザインで本当に良いナイフです。
個人的には上位のペンドルトンシリーズよりも優れているのでは?と思ってます。
さて、パッケージ入りプラシースの物は単純に2016年以降のロットです。
箱入りナイロンシースは旧モデルで、本体は同じですがブレード右側のメーカーロゴが少し違っています。
プラシースは悪名高いセキュアEXです。大層な名前ですが要はFRNです。
ガラス繊維がエッジを潰す危険性がありますが、エッジを擦らないなら問題はありません。
フィンホーク:
これは他のモデルと少し違い、いま流行りのブッシュクラフト向けの「スカンジグラインド」で、ベベル全体を所謂「ベタ研ぎ」するタイプなので注意して下さい。
by チーチ (2016-11-04 19:21)
近年のコールドスチールは中国の品質管理にブチ切れて
廉価版はオール台湾メイドになったと噂で聞いていたので、このライトハンターも
その一角なんでしょうね。
高級志向、コレクターは日本製のカスタムを買うんでしょうが
実用には台湾メイドの方が躊躇なく使えるでしょうね。
元々はハンター向けのナイフのようですが、ライトハンターは刃厚もほどほどなので
オールパーパスの要素が強いナイフと思います。
by まいくろおた (2016-11-04 21:40)
ご無沙汰してます。
ベルトループの穴ですが、MORAのBUSHCRAFTのベルトループにも同じ穴が空いてます(BUSHCRAFTにはベルトループが2つ付属していて、そのうちのあまり使われないほうにこの穴がついてます)。
何の穴か、特に気にしてなかったのですが、同じ用途なのかなと思われます。
URLの写真の4番目に見ることができます。
by すずき (2016-11-04 23:07)
どうも、goroさん、まいどです。
シースの材質についてですが、goroさんはポリプロピレン、チーチさんはセキュアEXと
言っておられるため、メーカーサイトに飛んで良く調べてみたら、商品ページの
ADDITIONAL タグの下のほうに Secure-Ex® Sheath とありました。
ただ、確かにハンドル材(ポリプロピレン)に良く似ている感じがします。
Secure-Ex というのは、ベースがポリプロピレンでもいいんじゃないかという気さえします。
FRNだとすればナイロンなんですが。
あと、ガラス繊維がどれくらいのものか知りたくて、写真3の水抜き穴隣の白いところ、
プラモデルの部品をランナーから外したような感じの部分、ちょっと削ってみたんですよ。
そしたら、ガラス繊維の感触は全く感じられませんでした。いつぞや、M21-14SFGの
修正でG10削ったときは本当にガラス繊維バリバリで「ザリザリ」という感触でしたが、
そんな感じは全くありませんでした。ぼくの実感としては、G10ほどにはエッジを潰す
心配は無いように思えます。
> キノコのカタチみたいなの
これは知ってます。が、この後のすずきさんのMORAナイフがヒントとなって、用途判明しました。
ここに組み合わせて使うパーツがあるようです。
この動画の、6:20~6:40で、そのパーツが登場します。
https://www.youtube.com/watch?v=KaqUQMP9NbE
ペンドルトンハンター(ミニ含む)の、Kray-Exハンドルというのはクラトンみたいなゴムでしょうかねえ。
グリップ感触良さそうで気になりますが、この先買うかどうかは五分五分かなあという感じです。
by starwolf (2016-11-05 00:45)
どうも、チーチさん、まいどです。
> 個人的には上位のペンドルトンシリーズよりも優れているのでは?と思ってます。
その上位のペンドルトンハンター、買うかどうかは今のところ五分五分なんですが、
おっしゃる通りであれば、買う必要無いということに・・・(笑)
> さて、パッケージ入りプラシースの物は単純に2016年以降のロットです。
メーカーサイト見てみましたら、これら安価なシリーズ、全部プラシースになってました。
ということは、他のモデル、プラシースが欲しければ待ち、ナイロンシースが欲しければ
大至急買うべきということになりますね。
あと、goroさん宛てのリコメの繰り返しになりますが、
シースの材質、goroさんはポリプロピレン、チーチさんはセキュアEXと
言っておられるため、メーカーサイトに飛んで良く調べてみたら、商品ページの
ADDITIONAL タグの下のほうに Secure-Ex® Sheath とありました。
ただ、確かにハンドル材(ポリプロピレン)に良く似ている感じがします。
Secure-Ex というのは、ベースがポリプロピレンでもいいんじゃないかという気さえします。
FRNだとすればナイロンなんですが。
あと、ガラス繊維がどれくらいのものか知りたくて、写真3の水抜き穴隣の白いところ、
プラモデルの部品をランナーから外したような感じの部分、ちょっと削ってみたんですよ。
そしたら、ガラス繊維の感触は全く感じられませんでした。いつぞや、M21-14SFGの
修正でG10削ったときは本当にガラス繊維バリバリで「ザリザリ」という感触でしたが、
そんな感じは全くありませんでした。ぼくの実感としては、G10ほどにはエッジに対する
悪影響は無いように思えます。(G10シースなんていうのは無いですが。)
G10を削ったときは、本当にガラス繊維が散らばっているのが見え、「これはヤバいな・・・」
と思ったものですが、このシースを削ったときは全くそういうことにはならず、
身近な材質としては、そうですね、ペットボトルの蓋を削っているのと似た感触でした。
> フィンホーク ~ ベベル全体を所謂「ベタ研ぎ」するタイプなので注意して下さい。
覚えておきます。ますます興味がわいてきました。これは買うしかないでしょう。
by starwolf (2016-11-05 00:49)
どうも、まいくろおたさん、まいどです。
> 近年のコールドスチールは中国の品質管理にブチ切れて
> 廉価版はオール台湾メイドになったと噂で聞いていたので
それは知りませんでした。ぼくの手持ちのコールドスチール製品に中国製は無いです。
あ、そういえば、KUDOとブッシュマンが中国製だったような気が・・・買ってませんが。
> ライトハンターは刃厚もほどほどなのでオールパーパスの要素が強いナイフと思います
おっしゃる通りで、ここまで使い心地がいいとは想像もしていませんでした。
あと、どんな握りでも快適というのが素晴らしいです。
一方、フィンベアーはと言いますと・・・詳しくは次回に。
by starwolf (2016-11-05 00:50)
どうも、すずきさん、まいどです。
MORAナイフがヒントとなって、YouTubeで、それに使うパーツを見つけました。
goroさん宛てリコメと同じですが、
この動画の、6:20~6:40で、そのパーツが登場します。何が幸いするや判りませんね。
https://www.youtube.com/watch?v=KaqUQMP9NbE
by starwolf (2016-11-05 00:50)
CSペンドルトンハンター(ミニやカスタムでないほう)持っています。
CSですから切れ味凄いです。
ハンドル材はクラトンです。悪く言えば、少しベタつくイメージ(あくまでイメージ。不快ではもちろんありませんw)。しっとりしっかり握れます。
ハンドルが刃長(という言い方ではないと思いますが。刃渡り?)より相対的に長いので(ブレードが短め)、細かい仕事ができます。
キャンプではその切れ味から刺身や肉を切るのに重宝ですw
でも、なぜかシースにマグポーチとテックロックを付けて、防災ボックスに入れています(普段の実用はしていない。思い出して使う感じ)。
良いナイフなんだけど、ボク的にカッコ良さを愛でるナイフではないんですねw
趣味・好みの話ですが、見た目のバランスが不格好といいますかw(ちょっと不憫w)。
「実用本位」なんでしょう。
「ライト」のシースの穴、動画で確認しました。
「追加ベルトループ用の穴」のようですね。
カッチリハマるのでしょうが、上下動で外れそうな気もしますねw
(簡単に外せることも目的か~ちょっとコンビニへ、なんて時は、すぐ外せそうで便利ですね。ぶら下げ位置を下げる、みたいな意味もあるのかな)
CSの安価シリーズ、気負わなくてお気軽に(もっと言えば、人にあげてもいいくらいw)使うのに良いですね。
お気軽ハイキングで、お昼にリンゴを切り分ける、ってな感じで重宝しそうです。
なくしてもあきらめがつくしw
by goro (2016-11-05 02:48)
スカンジグラインドについて少し注意点を。
「スカンジグラインド」も普通糸刃(小刃)が引いてあります。ベタ研ぎで小刃の段差を潰し、完全な平面2枚で構成されたブレードは、正確には「フルスカンジグラインド」です。
実物は持っていませんが、フィンホークも糸刃がついているのではないでしょうか?
そして老婆心ながら、スカンジグラインドの小刃を潰す事、ブレード全体をベタ研ぎする事は個人的にはお薦めしません…。「思いっきり研ぎ減ってきて小刃の幅が広がってしまったので修正する」等でない限り、普通のナイフと同じように小刃のみを研ぐやり方を推奨しています。
一時期某動画の影響もあってか、もとからフルフラットのナイフだけでなくマイクロベベル(糸刃、小刃、段刃)を備えたナイフさえベタ研ぎで無理やり小刃を潰してフルスカフルンジにし、「極薄の刃でフェザースティックも削れる!」みたいな風潮が流行りましたが、いまでは(少なくともわたしの周りでは)ほとんど見なくなりました。理由は簡単。
鋭角すぎてエッジの耐久性や刃持ちが著しく低く、全く実用に耐えない事。
フェザーを削るのにそんな鋭角は必要なく、またフェザー以外の作業に対応できない事。以前紹介したトライスティックを思い出してください。あれはフルスカンジで作ろうとすれば何かしら不具合が出ます。ブッシュクラフトは火起こしだけが全てではありませんし、相手にするのは木だけとも限りません。また、天然の木は製材と違って硬い節や砂がついていたりします。
そしてナイフメーカーではない、素人のベタ研ぎでエッジ構成だけでなく刃構成全体をいじる事は非常にリスクが大きい事(見栄えが非常に悪くなる、一度削ったらメーカー的な技術がないと修正できない、等)。
そもそも、フィンホーク等いわゆる最近の「ブッシュクラフト向け」と言われるナイフの大半は、北欧の伝統刃物であるプーッコ&レウクと呼ばれるものがルーツです。これらは日本の和式刃物同様、余程の理由がない限り小刃付けされています。
スカンジグラインド(だけでなく他のナイフまで)全てをベタ研ぎにして、手を出すべきではない刃構成まで変えてしまう、というのは最近生まれたおかしな風潮であるというのが真相に近いと考えています。
長文になってしまいましたが、以上のような理由からベタ研ぎは大抵ナイフにとって見た目にも実用性にも百害あって一理無しなので、お薦めできません…。
by rafe.brainart (2016-11-05 13:10)
どうも、goroさん、
> 悪く言えば、少しベタつくイメージ
わかります。ぼくの持ってる中ではスチールタイガーです。ぼくも嫌いではありません。
> 追加ベルトループ
「あのパーツをなんと呼ぶべきか?」と思っていたんですが、
これがいいですね。使わさせていただきます。
> 気負わなくてお気軽に(もっと言えば、人にあげてもいいくらいw)使うのに良いですね
はい。ただですね、次回のフィンベアーはちょっとクセモノだと思います。詳しくは次回に。
by starwolf (2016-11-06 02:22)
どうも、rafe.brainpart さん、まいどです。
> フルスカンジグラインド
この言葉も初めて知りましたが、これに該当するモデルを持っています。
コールドスチールの旧スパイクシリーズがそれです。
あれは見ての通り、薄刃ではないので、そっち方面の問題は無いのですが、
「これ、砥いだら一発で美術品的価値無くなってしまうなあ」と、真っ先に思いました。
なので使うことは完全に諦める方向に。
フィンホークがどうなのかは見ればわかることですが、それによって当然お勧め度も
違ってきます。フィンベアー共々、クセモノと言っていいモデルかもしれません。
by starwolf (2016-11-06 02:22)
おお、スパイクシリーズもスカンジだったのですね!!
前もってお断りしますが、私は北欧系やスカンジはあまり好きではありませんが、メリットもあります。
通常のホローグラインドのナイフは研ぎ減ってもある程度はエッジ幅は変わりませんが、フラットグラインドは研ぎ減る度に徐々にエッジ部分の左右幅が広がっていきますね。
スカンジはべべルごと研ぐのでその心配はありませんし、ベタッと全体を砥石に当てれば良いので初心者でも角度キープが楽です。
最後に糸刃を付けたければ、その点だけコツが要りますが。
おっしゃる通り、スカンジは研ぐとべべル全体に研ぎ傷がついてしまいますが、番手を変えて細かい石まで研げば美しい鏡面になりますよ。
それに、フラットグラインドのナイフもある程度研ぎ減ったらべべル全体を削り直して調整するのが本来の使い方です。
by チーチ (2016-11-06 09:25)
チーチ様
確かにフラットもスカンジも、ある程度研ぎべって小刃の幅が広がったらブレード全体を削って薄くする必要があります。(そしてその必要がないのがホローの大きな強みです。)
しかし、スカンジグラインドだからといってむやみやたらにベタ研ぎするべきはない、と考えます。
刃を大きく損耗したのならともかく、通常の使用で小刃の幅が急激に広がるという事はありません。確かに番手を上げれば多少見た目はマシかもしれませんが、その状態で美観と性能を維持できるナイフは多くないでしょうし、そもそも手研ぎのみで均一な鏡面にするには相当な修練が必要でしょう。電動バフがあれば楽ですが、研ぎ自体の時間もかかります。わたしは1本研ぐのに15分以上かけたくないので、この点も自分のようなタイプにはデメリットでしょう。
また、ベタ研ぎは角度を維持しやすいと誤解されがちですが、実際には刃先構成(つまり小刃)のみを研ぐ方が遥かに楽でリスクも少ないです。
まずベタ研ぎで奇麗に研ぐためには砥石の平面出しが重要です。かなり正確に平面にしておかないとその時点でグラインドは平面からコンベックスになるか、ムラ研ぎになります。
金属工学的には、ベタ研ぎでブレード全体を研ぐと表面のカーバイドが剥離していきます。ここに糸刃を引くか、小刃を研ぐ事により刃先のカーバイドを押し込み剥離を防ぐ、という効果も実はあります。
極薄超鋭角なら確かに瞬間的にはよく切れますが、HAP10やHAP5R等鋼材性能が卓越した鋼材でない限りそれが果たして実用性のあるエッジなのか?という大きな疑問符がつきます。
1時間かけて研ぎ上げたエッジが、たった30分の使用で使えなくなる、というのであればそれは根本的に何かがおかしいということです。
by rafe.brainpart (2016-11-06 10:06)
rafe.brainpartさん
一応誤解の無いように申し上げますが、先に書いたように私はスカンジは好きではありませんし、某ハンター氏動画の信者でもありません。
なので、スカンジも必要以上にべべルを研ぐ必要の無い事、糸刃は付けたほうが良い旨は承知しています。
ただ、通常のフラットグラインドのナイフとスカンジは別の物であるのは紛れもない事実ですので、その点を述べただけです。
ネットに影響されてフラットグラインドのエッジをセカンドべべルと称して忌み嫌って削り落とし、スカンジやコンベックスに改造してドヤ顔している人がいますが、それなら最初からそういうナイフを買えば良いのにと思ってしまいますね。
逆もしかりでスカンジが嫌いなら買わなければ良いと思います。
by チーチ (2016-11-06 12:09)
ナイフの楽しみ方は人それぞれですが、特殊な目的がない限りエッジの機能を著しく損ねる改装は少し困ってしまいますよね。
それと、スパイクシリーズですが、あれは「フルフラット」です(若干説明が足りませんでした…)。
スカンジグラインドは、日本刀の鎬作りのようなものだと思ってください。セイバーグラインドとも類似しています。セイバーグラインドとスカンジグラインドの違いは、ポイント付近にあります。
セイバーグラインドとしては、例えばベンチメイドのグリプティリアンを思い浮かべてください。ブレードの根本・中部・ポイント付近で、斜めにグラインドされてる幅はほぼ一定になっていると思います。
対してスカンジグラインドは、「プーッコ」や「MORA ナイフ」等で画像検索していただけばわかるかと思いますが、根本〜中部にかけてはグラインド幅が一定ですが、ポイント付近では先端に近づく程グラインド幅が狭くなっていきます。
これはポイント付近を切削するときベルトサンダー(あるいは砥石)に対してナイフを立てるためです。セイバーグラインドの場合は逆にナイフを寝かせます。
従って、スパイクシリーズのようにエッジ〜ブレードバックまで一律に平面になっているものは(フル)フラット、プーッコ等のようなものがスカンジグラインド、そしてスカンジグラインドに小刃を付けずグラインド面が完全に平面になっているものをフルスカンジ、と称します。
ですので、例えば「フルコンベックス」と「コンベックスに小刃付けしたもの」は若干形而上学的には異なります。
「刃構成」と「刃先構成」は全く別の物である事がこのように呼称をややこしくしています。恐らくメーカー以外の方はあまり気にしなくてよい事ですが、ご自分でナイフを製作しようと思ったり、あるいは切れ方とそのナイフで行おうとしているタスクを考える上では地味に重要な事ですので、記憶の片隅に留めておいて頂ければ幸いです。
by rafe.brainpart (2016-11-06 19:35)
一応追記です。
コールドスチール・スパイクシリーズでわたしが思い浮かべたのは、旧シリーズのThe spikeもしくはTanto spaikeでした。
新型の方は若干グラインドのとり方が変わっているので、呼称がややこしくなる限りです…
by rafe.brainpart (2016-11-06 19:37)
どうも、rafe.brainpart さんのブログ拝見しまして、「スカンジ」がどういうものかわかりました。
とりあえず、ぼくの上のリコメは消さずに、
「旧スパイクはフルフラットグラインドである」
と、ここで訂正させていただきます。
フィンホークが登場する前に、ここでrafe.brainpart さん、チーチさんとやりとりがあったのは
ラッキーでした。フィンホークの本文中で引用させていただきたいと思います。
ありがとうございました。
by starwolf (2016-11-07 23:34)
少し前の記事にコメントします。
当方にてペンドルトンハンターを含むいくつかのナイフを取り上げた先に、Liteの考察について、こちらの記事を紹介させていただきました。ご報告遅れて失礼いたしました。
なかなか上手に記事が書けません(^^) 日々勉強です。
by しげさん(旧すずき) (2017-04-12 11:19)
どうも、しげさん、まいどです。
取り上げていただき、ありがとうございます。
ぼくは文章書くのは非常に苦手で、小学生のころは作文とか読書感想文書くのが苦痛でした。
ところが、ブログ記事書くのはなんら苦痛ではなく、結構すいすい打ち込めてしまうのです。
不思議なものです。
by starwolf (2017-04-13 11:58)